一瞬の縁であっても、私の人生に関わり、スパイスを加えてくれた人たちとの日常を綴る。

2011年5月6日金曜日

祈る

悲しみが止まらない。

愛する人が、大切な思い出が、家族の居場所が

311日の午後

目の前から消え

呆然と立ち尽くす人々が

テレビの中に溢れている。



ちらつく雪の中

愛する人を

当てもなく探しまわる人、人...



北風に髪を吹き上げられた少女が叫ぶ

「おかあーさーん!」



そばにいて

抱きしめたかった。

一緒に

泣きたかった。



いつか、

いつか、悲しみを受け入れられる日が

来るかもしれない。



でも、愛する人を失った痛みは

忘れられないかもしれない。

思い出は

壊れたままかもしれない。



それでも

生きていれば

痛みを和らげる

暖かい陽だまりを

見つけられると

信じてほしい。


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