悲しみが止まらない。
愛する人が、大切な思い出が、家族の居場所が
3月11日の午後
目の前から消え
呆然と立ち尽くす人々が
テレビの中に溢れている。
ちらつく雪の中
愛する人を
当てもなく探しまわる人、人...
北風に髪を吹き上げられた少女が叫ぶ
「おかあーさーん!」
そばにいて
抱きしめたかった。
一緒に
泣きたかった。
いつか、
いつか、悲しみを受け入れられる日が
来るかもしれない。
でも、愛する人を失った痛みは
忘れられないかもしれない。
思い出は
壊れたままかもしれない。
それでも
生きていれば
痛みを和らげる
暖かい陽だまりを
見つけられると
信じてほしい。
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