嬉しかったことも、悲しかったことも
それぞれの痕跡は心に残っても
その時は留まることなく過ぎていく。
新しい年に願うことは
前向きで普通の年になりますように。
一瞬の縁であっても、私の人生に関わり、スパイスを加えてくれた人たちとの日常を綴る。
クリスマスプレゼント、自分サンタからの...
大型犬派の私が
以前兄嫁のチワワを2か月余預かったばかりに
巷おばさんが韓流男子にのめりこむように
私はチワワに夢中。
チワワに恋をしてから2年...
先週友人から1通のメール
「あなたがクリスマスにチワワを抱いているのが見える。」
冗談か、それとも悪い夢でも見たのか
読み進めると
友人の息子の同級生が
生後3か月のチワワを売りに出しているらしい。
早速電話
「両親は?」と問うと
「彼のお父さんは元大学教授で、お母さんは小学校の先生で...」
「...」
知りたかったのは
飼い主ではなく、チワワの両親だけど...
やってきたのは姪の飼っている猫より
小さなチワワ
生物分類:小型犬→部屋飼い→独り暮らし→孤独→
→ → → カテゴリー「独身(老)女」
「クリスマスイブ礼拝」
クリスマスキャロル、キャンドルライト
ポインセチアの花やツリーのライトが華やかに
ドレスアップの人を輝かせる聖夜
盛りだくさんのスペシャルプラン。
さて、天気は持ちこたえたが、寒い
赤のワンピースの下に
ヒート□□□の肌着を着こみ
その上からダウンジャケット
礼拝堂は寒いだろう、と。
ところが礼拝堂は...
...暖か...過ぎた...
皆、肩出し、腕出し
ドレスアップ
「メリークリスマス!」と
友人らに挨拶をしながら
ダウンジャケットを脱げば
防寒下着丸見えの私は
ダウンジャケットを脱ぐわけにもいかず
うっすらと妙な汗をかき
礼拝後
ソソクサと帰った。
思い起こすと
昨年のクリスマスの頃
招かれた夜は土砂降り
一瞬の迷い、気の迷い
防水防寒でパンツを選択
ところが
パーティー会場は
冷雨にも負けず
薄着・ドレスアップの人達が...
目立ちませんように...
願いもむなしく
ビンゴで大当たり!
スポットライトに照らされた私は
まるで場違いなエコ節電キャンドルのような地味さ。
私の今年のクリスマスイブ
去年から学べていなかった。
少しづつ落ち着いてきた。
いつものようにヨーグルトを持って訪ねた。
私:「イチゴ味とブルーベリー味、どっちがいい?」
母:「...イチゴ味」
母はベットに横たわったまま
亡き父の夢を見た話を始めた。
数分後、母が
「ヨーグルトは?」
「お母さん、飲んだでしょう。」
私の手には空の容器が。
ん...?
...
もしかして、
まさか、
私が飲んでしまった?!
いつの間に...
「…ゴメン、私が飲んでしまったみたい。」
私の言葉に
母はクスッと笑い
「あんたもボケたねぇ。」
闘病で笑うことが少なくなった
久しぶりの母の笑顔に
目頭が熱くなった。
父が逝って
今日は4回目の命日。
これからも
母と共に生きる、老々介護。
悲しみが止まらない。
愛する人が、大切な思い出が、家族の居場所が
3月11日の午後
目の前から消え
呆然と立ち尽くす人々が
テレビの中に溢れている。
ちらつく雪の中
愛する人を
当てもなく探しまわる人、人...
北風に髪を吹き上げられた少女が叫ぶ
「おかあーさーん!」
そばにいて
抱きしめたかった。
一緒に
泣きたかった。
いつか、
いつか、悲しみを受け入れられる日が
来るかもしれない。
でも、愛する人を失った痛みは
忘れられないかもしれない。
思い出は
壊れたままかもしれない。
それでも
生きていれば
痛みを和らげる
暖かい陽だまりを
見つけられると
信じてほしい。