一瞬の縁であっても、私の人生に関わり、スパイスを加えてくれた人たちとの日常を綴る。

2008年9月21日日曜日

扉の向こうに

エレベーターのドアが開くと、

中に
大きなスーツケースが

     ポツリ。
                              


、と乗るのを躊躇していると、

エレベーターのドアは閉まった。

そっと、下降のボタンを押すと、ドアが開き、

やっぱりスーツケースだけ。

マジックショーのようにドアが開閉した瞬間に消えてはなかった。

この頃、何があるかわからないから、 用心に越したことはない。

非常階段で地下の駐車場まで駆け下りると、

さっき見たスーツケースを車に乗せている男性が...

そこにはもうひとつ別の大きなスーツケース。

余計なことと思いつつ、

「あの、それ、さっきエレベーターの中にあったスーツケースですか。」

「あぁ、はい、2個いっぺんには降ろせなくて、はははっ…」

その大雑把さ、怒りも失せる。


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